線路の風景
NゲージEF63があるのなら、1/150の横軽を家でも再現したいものです。
仕事に追われて余裕がまったくありませんでしたが、
時間をかけてなんとか形にすることが出来ました。
究極は実物をそのままスケールダウン・・・なのかもしれませんが、
とてもそんなスペースはありませんし、大きすぎてもどうかと。
トンネルとトンネルの間の線路を表現できて、手ごろなサイズで、
キリのよい300mm×300mmにしました。
線路の間隔、手前からの線路位置も同一としながら、
各区間を表現できるように寸法を決めました。
手前から線路中心まで100mm、線路間隔は125mmにしました。
それでもやや無理な配置になってしまうようです、でもこれより大きいと、
作成面積が増えるのと、組み合わせたときにも大きくなるので、
これくらいでよいのかと思います。
高さは高低差があり樹の大きさも考慮して、こちらも300mmとしました。
各区間によって若干の高低差があるのですが、
線路の高さは上下線とも同一としました。
勾配も特に上り線はすべてが66.7ではなくやや緩かったり変化しているようですが、
上下線ともに66.7パーミル、300mmで高低差20mmとしました。
モジュールとして飾っておくだけでなく、
連結してレイアウトの一部のようにできるよう
両端のトンネルは貫通させて線路も端まで伸ばしてあります。
またカーブを取り入れると連結時に制約が出るのと、
逆にモジュール間にフリーの曲線を挿入することで
レイアウト配置に柔軟性を持たせることができると考えました。
基本構造は、ベース板として5.2mm厚ベニヤを使い、
手前を除いてコの字に角材を組み、3.6mm厚ベニヤで3方を囲んでいます。
路盤は橋梁区間もほとんどバラスト有道床となっているので(幅が異なる程度)
300mm通して15mm幅の3t桧+2tコルク(モジュールC093)
その上にPECOのPC枕木フレキシブルレールをのせています。
(ゲージと縮尺の兼ね合いからファインではなく通常タイプを使いました)
バラストはKATOの細目です。
山などの土部分は、発泡スチロールでだいたいの形をつくり、
表面は軽量紙粘土なので全体の重量は軽いです。
樹木は幹として針金を使い、葉はウッドランドシーニクス社(発売はKATO)の
フォーリッジ、フォーリッジクラスターを使っています。
モジュールC093
下り線4T〜5T、 上り線3T〜4Tをイメージしています。
国道を通った方なら熊ノ平への作業用トンネルが見える場所なので、
分かる人も多いと思います。
季節は春から夏の草木が生い茂った時期をイメージしています。
全体を左のほうから見たところ。
トンネルは貫通しています。
トンネルポータルと、トンネル内壁はアイボリーケントでバルサ材で補強しています。
架線柱は2φプラに0.5mm角プラです。
コンクリート防護壁などはアイボリーケントですが、
細かいものは接着強度のこともありプラ材としています。
今度は右から見たところです。
作業用トンネルも貫通しています。
落石防止柵は1mm角プラの柱に、流し用ネットを網に使っています。
横に入るワイヤは#30針金を使っています。
上下線間の白い柵は1mm角プラに1mm幅プラを6枚貼り付けたものです。
上下線のトンネルを上から見たところです。
左の画像は上り線3T、下り線4T、作業用トンネルが並びます。
実際の作業用トンネルはもうちょっと線路から離れているのですが・・・
右の画像では下り線5T、上り線4Tが並びます。
上下線間には0.8φと0.25t×0.5mmプラから作った梯子と
(黄色の波板で囲われた)電気系施設(正式名称なんでしょう?)があります。
黄色の波板は透明板に半透明の黄色絵具を硬い筆で筋状に塗って表現しました。
バラストの着色(錆色)はやや控えめにしています。
橋梁の手すりは、下り線用は0.5mm角プラに0.25t×0.5mmプラ、上り線用は0.5φプラです。
車両はKATOの489系とEF63一次です。
ガードレールは0.25t×1mmプラシートを3枚接着したものです。
標識は0.8φプラの柱にプリンタで打ち出した紙の標識をパンチでくりぬいたものです。
カーブミラーはポリカーボネートの薄いミラーなので、
この画像ではよく見えませんが、よく反射します。
左の画像は、下り線4Tから5Tを覗いたところです。
実際はこの区間右にカーブしています、そして5Tも角度によっては出口が見えます。
やや上からのアングルで見たところです。
上り線の3T手前には、熊ノ平場内信号機(3灯式、模型では非点灯)があります。
モジュールC164
下り線 14T〜13T をイメージした区間です。
これは(3t)アクリルカバーが付いた状態です。
以下はカバーを外して撮影しています。
こちらの路盤は5tのバルサ材にレールを接着しています。
右側から見たところです。
この区間ずっと上り線は9Tトンネル内です、上り線レールも貫通させています。
う〜ん、上下線間隔が125mmなので山のかたちが若干、苦しかったりしてます。
そして実在の手前は崖状になっています。
左から見たところです。
実際も木がうっそうとしている区間です、国道からはほとんど見えません。
上からのアングルで(左)13T、(右)14Tです。
架線柱は2φプラに実物と同じアングル(1.2mmプラアングル)
を使いましたが、ややオーバースケールのようです。
このあとのモジュールC093では0.5mm角(1.2より小さいアングルが無いので)を使いました
後ろは・・・上り線300mmあるので穴を開けてあります。
穴も66.7パーミルです。
この面では、ニス仕上げにしてみました。
(アクリル塗料一度塗りのほうが手軽ですね)
ほぼ真横から見たところです。
車両はKATOのEF63一次で、重連単機回送のイメージです。
14T中から坂を上ってくるロクサンを見たところです。
ここの橋梁は小さいもので、沢というか山からの水を逃がすためのようなもので、
晴天の場合は水は流れていないです。
モジュールC034 ・・・ 横軽のランドマーク
モジュールC095 ・・・ C093の隣のモジュール
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